私的宇宙旅行体験記
2019年1月7日、わたしは念願の宇宙旅行に行ってきた。
宇宙旅行といっても、社長ではないので本当にゴートゥームーンしてきたわけではない。
宇宙旅行、それはNEWSのライブ「EPCOTIA」に参加することをファンはこう呼ぶ。
春から始まったNEWSのEPCOTIAツアー。
わたしが入ることを諦めたツアーでもあった。
理由は出産時期と重なったから。
もどかしいけど、どうしようもない理由。
友達が言ってくれた「行けない理由がハッピーな理由でよかった」という言葉にうれしくて泣いたりした、春。
そこから季節が巡って、秋。
突如発表されたアンコール公演。
震える体、巡る脳内、溢れ出る欲望!
そして浮かび上がる乗り越えなくてはいけない数々の問題…
4日間開催されたEPCOTIA ENCORE。
4日間の内、1日しか参加出来なかったけど、わたしにとってその1日は、今までにないくらいとびきりな1日になった。
このブログには、そこに辿り着くまでの道のりの記録と、ひっっっっさしぶりのライブに興奮した思い出を残そうと思います(ようは日記)
赤ちゃんがいるママでも、ライブに行きたいという願いは、世間から見たらただのわがままなのかもしれない。
でもわたしは願ってしまった。
子どもの月齢が大きくなってきた今、東京という距離、協力してくれる友達、そして月曜日という奇跡的に実母が休みなライブスケジュール!(笑)
これは…行ける!いや、行く!!という固い決意を込めて母に頼み込み、母と赤ちゃんとともに東京へ乗り込む作戦が計画されたのであった
(ちなみに旦那氏は土日固定休みではないため頼れなかった…チーン)
しかしながらオタクキモーと言いつつ、宿と新幹線手配を手伝ってくれた旦那には感謝しかない。
ホテルはライブ終わったらすぐ帰れるようにと、東京ドームホテルを予約しました。
そしてそこで東京ドームホテルには託児施設があることを知ったりした。
やっぱり需要あるよね…
ありがたいシステムだなぁと思いました。
なんとかかんとか、チケット、宿、交通手段が確定したあとは、とにかく最悪の想定をしながら日々を過ごしていた。
「もしかしたら、息子もしくはわたしがインフルエンザになるかもしれない」、「もしかしたら、大雪などで新幹線が動かなくなるかもしれない」、もしかしたら、もしかしたら…
とにかく、かもしれない運転並に、常に最悪のことを考えて、万が一本当にそれが起こった時のダメージが最小限で済むように努力をしていた。
冷静に思い出して書いてると笑っちゃうけど、豆腐メンタルなわたしの必死すぎる自己防衛だった。楽しみな気持ちが膨れ上がるのを押し込めたりしていた。
想定外をなくす努力は、ホテルにチェックインできるまで、呪いのように頭の中にあった。
東京ドームでNEWSに会うのは2回目になる。
ようやく「三角」の目印が分かるようになった。
初めて来た時はなんか階段いっぱいあるな〜しか覚えてなかった(頭悪)
友達との待ち合わせは16時に指定させてもらった。
16時過ぎからは、とある子ども向け番組が始まるからだ。
それは全ての赤ちゃんをもれなく虜にすると言われている、「いないいないばぁ」!
にゅすオタがチャンカパーナのイントロでテンションがぶち上がるように、我が子もいないいないばぁのオープニング曲が始まっただけで満面の笑みになってテレビに高速ハイハイで駆け寄るのだった。
そんないないいないばぁ(Eテレ60周年おめでとうございます)と母に願いを託し、わたしはホテルの部屋を飛び出した。
めちゃくちゃめちゃくちゃ浮き足立っていて、エレベーター降りながらなんか今なら飛べそうとか考えていた()
友達と会ってからは、始終ニヤニヤしていた。
まだNEWSに会っていないのに、なんかもう表情筋がおかしくなっていた。
トイレに並んでいるだけでめちゃくちゃ楽しくてニヤニヤしてた(やばい)
席に着いた。
ドームのアリーナというトンデモ初体験をした。
チケットが発券された時、慌てるわたしに友人が言った、アリーナ言うても360度ステージだから、ピザみたいに席が並んでるからどこだか分からないって説明、めっちゃわかりやすくておもしろかった。
ピザのどこの部分だろう、サラミかな?耳かな?とか想像しながら入場したのを覚えている。
ついにコンサートが始まった!
始まるに至るまで2000文字もの前置きに使ってしまった!!
しかし重要な始まってからの記憶は、、、!!
悲しいことに、断片的にしか、覚えてない…!!!(ドーン)
悔しい…きっと特効にビビりすぎて消えてしまったんだと思うことにする…
とにかく加藤さんが国宝級の美しさだったというインパクトだけは覚えている。
惑星にぶら下がるところで、ワイヤーを付けられる後ろ姿を凝視することが出来たんだけど、その尻の小ささと後頭部の美しさは鮮明に覚えている。(我加藤シゲアキの後頭部担当也)
その他おそまつな箇条書きの記憶…
✰参加するとこBブロックムズすぎ(鼻歌)
✰Bブロック経験者の友人に感謝
✰特効にビビって腰砕けになる
✰加藤さんこっちに向かってボール投げた
✰目が(間接的に)合った!!!!!
✰SPIRITの衣装の色合い好き
✰MC聞いてカレーたべてーとなったりした
そして、感情的な部分としては、NEWSに会いに来れて、本当によかったと心から思った。
産後は育児の忙しさもあり引きこもりがちで、息抜きはツイッターやらネットをぼんやり眺めることだった。
ツイッターだとフラフラしてると、見たくない情報とか、本来は聞こえない言葉も見てしまうことがある。
世の中の声が全て詰まってるように感じて、息苦しくなってしまう時がある。
当然だけど、東京ドームにいる5万5000人の声は見えない。
みんなきっとそれぞれの感想を抱いているだろうけど、楽しそうに揺れるペンライトとうちわだけが見える。
それがとても心地よく感じたし、とても安心したのを覚えている。
好きな人と同じ時間と感動を共有している喜びは、とても大きくて幸せなものだった。
感動は、きっとNEWSのみんなも少なくとも感じてくれている、はず!
その共有が出来たことがとても嬉しかったし、やっぱりNEWSが好きだなぁ、ライブはやっぱりいいなぁ、会いに来れてよかったなぁと強く強く思った。
そんなふわふわした気持ちでコンサートは終わりを告げた。
東京ドームの階段登るの、足の歩幅難しいねと笑いながら出口に向かった。
幸せと寂しいの気持ちと、いま見た2時間半の記憶を必死に思い起こしながら、東京ドームの回転扉から発射されたかのごとく勢いよく押し出された。
そしたら記憶がさらにはじけ飛んでしまった。
ここまでがわたしが2018年度に経験したコンサートまでの思い出。
たくさんの想いと協力を経てのコンサート参加だったので、思い入れが深く、記録として残すことが出来てよかった!自己満足!!
2019年度のWORLDISTAは、幸運なことに地元公演が当たったので、ここまで気を張らずに見に行くことが出来そう。
いつかは今日を思い出しつつ、一緒に見に行ける日が来るといいな。
そうやってこれからも、推しと子を愛でる生活を楽しんでいこうと思う。